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開催概要


名   称
APRICOT-APAN 2015
日   程
2015年2月24日(火)-3月6日(金); 11日間
会   場
福岡国際会議場JR博多シティ、他
主   催
APRICOT-APAN 2015 日本実行委員会
共   催
国立情報学研究所 (NII)
後   援
経済産業省
総務省
農林水産省
文部科学省
福岡県
福岡市
IPv6普及・高度化推進協議会 (v6pc)
一般財団法人インターネット協会 (IAjapan)
Internet Society Japan Chapter (ISOC-JP)
HD-PLC アライアンス
仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ (VIOPS)
九州インターネットプロジェクト (QBP)
九州ギガポッププロジェクト (QGPOP)
九州産業大学
九州大学 情報基盤研究開発センター
一般社団法人クラウド利用促進機構 (CUPA)
Cyber Kansai Project (CKP)
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター (JPCERT/CC)
情報処理学会 インターネットと運用研究会 (IOT研究会)
電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究専門委員会 (IEICE IA研究専門委員会)
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会 (JAIPA)
日本学術振興会産学協力研究委員会 インターネット技術第163委員会 (ITRC)
日本シーサート協議会 (NCA)
一般財団法人日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC)
日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)
日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ (JANOG)
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 (JNSA)
日本UNIXユーザ会 (jus)
WIDEプロジェクト (WIDE)
構成内容
ワークショップ、チュートリアル、コンファレンス、ワーキンググループセッション、
併設展示・デモ、レセプション、ソーシャルイベント
使用言語
英語
参加人数
1,000名(予定)(内海外400名;60カ国)
参加費
Workshops 500ドル (約50,000円) (2月24日(火)~28日(土))
Conference 360ドル ~ 600ドル (約36,000円 ~ 約60,000円) (3月 2日(月)~ 5日(木))
対   象
アジア太平洋のインターネットコミュニティ、ネットワーク運用に携わる技術者から
ポリシー策定・資源管理に興味を持つ方まで、アジア各国のインターネットインフラに
興味を持つ方
 

APRICOT とは


APRICOT (The Asia Pacific Regional Internet Conference on Operational Technologies) はアジア太平洋地域のインフラストラクチャー発展のために技術者に必要な知識や技術を向上させることを目的として開催される非営利のフォーラムです。 1996年にシンガポールで最初に開催されて以来、毎年開催場所を変えながら開催されてきました。
インターネットはファイバ事業者やISP、イントラネットやモバイルネットワーク、ホスティング事業者やサービス事業者、ベンダーやソフトウェア開発者等が複雑に連係しつつ様々な技術要素で構成されています。この驚く程複雑なシステムを日々安定的に運用し、将来に渡って発展的に継続させていくには、世界の先駆者に学び、またお互いの経験を共有する事が不可欠です。
APRICOTはその様な知見を必要とする人々にセミナーやワークショップ、チュートリアルやカンファレンスセッション等を提供しています。

プログラム内容は毎年その時々の必要に応じて変わってきていますが、技術者向けのトレー ニングではBGPルーティングやネットワーク運用、ネットワークセキュリティ等のワークショップの他、IPv6やDNS/DNSSEC、WiFiやMPLS、DoS対策やIPアドレス資源管理等のチュートリアル等が開催されます。
カンファレンスセッションも活発に行われており、最近の研究動向や標準化動向から、運用や計測、サービスの提供状況等、各ネットワークでの経験が共有される技術的なセッションが多くなっています。
APRICOTでは多くのネットワーク事業者が集まるため、相互接続の動向やISPやIXの紹介を行う様なセッションも開催しています。実際に顔を合わせて交渉する良い機会でもあるので会期中に相互接続の調整が行われることもあります。



APAN とは


APAN (Asia-Pacific Advanced Network)は、1997年に設立され活動を開始したアジア太平洋地域における学術ネットワークプロジェクトの相互接続を調整する団体です。アジア太平洋地域内の学術ネットワークに関わるあらゆる分野の研究者が協力して、ネットワーク基盤から応用までの幅広い情報を共有しながら研究活動を行ってきました。その一例として、IPv6 を直接に回線上で運用する実験を、APAN では既に1997 年から開始しています。
APAN では会合を年2 回定期的に開催しています。各国の研究者が、それぞれの研究活動の状況や成果を発表し、その内容を共有し、また改善のための討論を行なう場としてAPAN 会合が活用されています。会合は通常、5 日間にわたって開催され、各国の回線敷設計画、あるいは増速計画の情報を交換し、それがもたらす影響などについても話し合いが行なわれます。

また、活動は通信基盤だけにとどまらず、通信基盤の農業や医療への応用もAPAN の特徴のひとつと言えます。農作物を成育させるために不可欠な耕地の状態を把握する地球観測やセンサーネットワーク技術、気象の急激な変化に耐える穀物を開発するゲノム技術、市場動向を把握するマーケティングのための、いわゆるビッグデータの解析なども、APAN 設立当初から活発に議論されてきました。医療への応用では、普段は医療現場で活躍している現役の医療関係者が、ネットワーク技術者に対して、気兼ねなしに要求を出し、インターネットを活用した医療技術や医療環境の向上を目指して、活発に研究活動が行なわれています。

APANには学術研究機関に限らずどなたでもご参加頂けます。APAN 会合に参加することで、ネットワーク技術のみならず、超高速ネットワークの普及・活用状況と、それが一般生活におよぼす影響を各作業部会での発表などからうかがい知ることができます。通信事業者あるいはコンテンツプロバイダーなどの皆様にとっても、今後の企業戦略をたてる上で有意義な情報を得る場になるであろうと考えられます。



APRICOT-APAN 2015 日本実行委員会


委員長
細谷 僚一 インターネットマルチフィード株式会社 代表取締役副社長
委員
石田 慶樹 日本インターネットエクスチェンジ株式会社 代表取締役
岡村 耕二 国立大学法人 九州大学 サイバーセキュリティセンター センター長
北村 泰一 独立行政法人情報通信研究機構
後藤 滋樹 早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 情報理工学科 教授
鶴巻 悟 BBIX株式会社
松崎 吉伸 株式会社インターネットイニシアティブ
前村 昌紀 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
インターネット推進部 部長
山下 達也 NTTコミュニケーションズ株式会社 技術開発部 部長
事務局
Scott Macdonald 株式会社イーサイド イベント事業部 部長